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参加作家

飴屋法水たち
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    飴屋法水の周辺に不意に立ちあがる不定形の制作チーム。本展では飴屋の他に、西島亜紀、涌井智仁、くるみたち。彼らは日々の生活と制作を、美術と演劇を往復しながら、その境界を跨ぐようにして、体験の創造をしようとする。
石牟礼道子
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    小説家。熊本県天草生まれ。公害病の原点と呼ばれる水俣病の患者たちに終生寄り添い、その声なき声を豊かな方言でつづることで、切実な被害の実態を伝え続けた。『苦海浄土』で語られる「水俣病わかめといえど春の味覚」という記述に象徴されるように、資本主義、汚染された大地、人間の活動、そして自然が割り切れない関係で立ち現れる。photo by 芥川仁
エヴァ & フランコ・マテス
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    ニューヨーク在住のイタリア人アーティストデュオ。インターネットをメディアとしてアートを制作したパイオニアの一人である。ビデオ、インスタレーション、ウェブサイトを通じて、彼らの作品は現代のネットワークの状況に反応し、それを解剖し、常にダークなユーモアでもってオンラインのライフスタイルの倫理と政治にアプローチしてきた。彼らの作品は、SFMOMA、ホイットニー美術館、Fotomuseum Winterthur、X Museum、Walker Art Centerにコレクションされている。その多くのプロジェクトは彼らのウェブサイトに詳しい。Photo by Louis De Belle
コラクリット・アルナーノンチャイ
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    1986年タイ、バンコク⽣まれ。ニューヨークとバンコクを拠点に活動中。現代の⻄洋中⼼主義に対する批評的視座からサブカルチャーやクィア⽂化、現代美術を問い直す。⼀神教的世界観が強く残る欧⽶のアートシーンに、アジア特有のアミニズムをベースにした精霊や神話からなる⾃然観をぶつけ、かつテクノロジーの先進性をツールにすることで来るべき未来の在り⽅を語り尽くす。その根底には、「存在するもの全てがクィアである」という超越的・本質的な存在論と、21世紀のあるべきアートシーンへのパラダイムシフトへの予想が内包されている。ヴェネチア・ビエンナーレなど主要な国際展⽰への参加をはじめ、アート・ソンジュ・センター(ソウル)、シンガポール美術館、ハンブルク美術館、K11(⾹港)、パレ・ド・トーキョー(パリ)、MoMA・PS1(ニューヨーク)など、重要な美術館での個展を開催。現在、最注⽬の若⼿アーティストの⼀⼈である。本展では、⽇本滞在中に恐⼭や富⼠⼭⼭頂を訪れ制作された「⾃然と精霊の関係」を⾒つめ直した映像作品「natural God」の本邦初展⽰を期待する。
小宮花店
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    2016~2017約一年間の小宮による花屋の経営。花のと人間の関係性を利用し、商店街という、経済活動の場において密やかに自身の生殖の可能性を模索すると同時に、展示、パフォーマンス。上演を脱構築する試みでもあった。
小宮りさ麻吏奈
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    クィア的視座から浮かび上がる新たな時間論への関心から「新しい生殖・繁殖の方法を模索する」ことをテーマにメディアにとらわれず活動している。主なプロジェクトに「小宮花店」、制度における同性婚不可と建築法の問題を重ね合わせ、再建築不可の土地に庭をつくるプロジェクト「繁殖する庭」など。近年の主な個展に「-ATCG」(TAV GALLERY)、グループ展に「REBORN ART FESTIVAL 2019」(宮城県)など。
ザ・ルートビアジャーニー
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    1990年沖縄県出身。薬草の根を調合して作る薬膳飲料、ルートビアを研究し旅先で自家製のルートビアを他人に飲ませるTHE ROOT BEER JOURNEYという活動を行う。その活動と並行して幼少の頃から研鑽を重ねている琉球空手を通した身体性の追究を自身のライフワークとしている。
動物堂
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    1995年、飴屋法水が国広美香と共に東中野に開業した動物販売店。他種の飼育や繁殖や売買を通し、人という種の生の在りようを模索する場でもあった。一見、作品を作ることから遠く離れたこの活動は、飴屋のリアルな実践として2003年まで行われた。
ピエール・ユイグ
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    パリとニューヨークを拠点に活動。自身がキュレーションするグループ展を生態系と呼ぶその考え方や、能やアニメーションなどを引用し、動物やバーチャルキャラクターなどをモチーフとする現実とフィクションの交差方法には、逸脱したエコロジー観が見て取れる。本作は、パリの廃墟となった元民族学博物館で1年間かけて撮影された、断片的なシーンが交錯する映画である。撮影はハロウィーン、バレンタインデー、メーデーの3日間に行われ、状況が設定されたのみで、脚本も演出も一切ない。その内容は、過激派グループが訴追された実際の裁判の再現、有名モデルによるキャットウォーク、催眠療法を受ける患者と医師との会話、など様々である。これらが「離別の儀式」として、博物館職員に扮した役者たちや裸の男女などによる行為と、撮影時の観客の存在が生み出す偶然の出来事なども併せて記録された。加えて、映像作品には、主体の不在を象徴するアバターのうさぎが、それまでの証言に無関心ながら、すべての試みに見えない影響を与える存在として出現している。
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    公益財団法人石川文化振興財団蔵
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    協力: TARO NASU
ミセスユキ
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    Mrs. Yuki(ミセスユキ)は、蛇の飼育・繁殖をきっかけに、平嶺林太郎と大久保具視によって結成したアーティストユニット。今回は、昆虫の性質をMrs. Yukiの成り立ちに重ね、同性の交配をとどめた標本作品。外的要因をきっかけに、怪しく変形する植物をモチーフにしたデジタルコラージュ。作家と生活を共にする蛇を絵筆に見立て、過ぎ去った後もその存在を示唆する絵画。生体の育成や観察をもとにした作品を展示する。
渡辺志桜里
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    1984年東京都生まれ。2017年に東京藝術大学大学院を修了。独自の生態系やジェンダー的視点による天皇制など、自身の出自とリサーチに基づき、生の有機物などを展示物とすることで考察。個展「べべ」(WHITEHOUSE,東京)をはじめ、「Dyadic Stem」(The 5th Floor,東京)、「久次良」(デカメロン,東京)への出品など、都内のオルタナティブ・スペースなどでの展示で頭角を表した一方で、個展「Nipponia nippon」(SYP GALLERY、東京)や「ノンヒューマン・コントロール」(TAV)などコマーシャルギャラリーや、ワタリウム美術館主催の芸術祭「水の波紋展2021」にも参加。2022年、第7回「Women to Watch」に出展する候補アーティストに選出。
主催 

Studio Ghost,  Smappa!Group(株式会社ワインライス)

©︎とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう