マルチクリエイターとして活躍するこっちのけんとさん。
こっちのけんとさんは双極性障害だと明かしており、このことが気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、
- こっちのけんとは双極性障害だった!
- いつから発症して現在の病状は?
このことについて記事にしてみました!
早速、本題に入って行きましょう!
こっちのけんとは双極性障害だった!
こっちのけんとさんは本名を菅生健人(すごう けんと)といい、2019年から音楽活動を始め『はいよろこんで』などヒット曲が多数あります。
音楽以外でも兄が俳優の菅田将暉さん、弟は菅生新樹さんとしても話題になっています。
そんなこっちのけんとさんは双極性障害と診断され、自身のSNSで公表しています。
極性障害とは別名・躁鬱病(そううつびょう)と言われており、
- 気持ちが高揚して活動的になる躁状態(そうじょうたい)
- 気持ちが沈んで眠れなくなるなどの症状が出る鬱状態(うつじょうたい)
を繰り返す症状で、遺伝や環境の影響でも発症するそうです。
こっちのけんとさんは、気持ちが下がっている状態が病気だと分かるけど、テンションが上がっている状態も病気に当てはまるのが分からなかったと語っています。
低い時が病気なのはなんとなくわかるんですけど、テンションが高いときが病気っていうのが訳がわからなくて。
引用元:スポニチ
双極性障害とは両極端な感情が交互に繰り返される症状だそうです。
こっちのけんとはいつから病気になっていた?
こっちのけんとさんは2022年9月に双極性障害と診断され、9月29日の自身にSNSで公表しています。
しかし以前から鬱というキーワードで自分の症状をSNSで語ることが多かったことから気持ちの浮き沈みは以前からあったようです。
この病気になったきっかけは明らかにされていませんが、原因は過去の出来事が関係していると言われています。
中学生の時に、兄の菅田将暉さんが『仮面ライダー』に出演したことで「菅田将暉の弟」として学校で有名になり「いじめ」にあっていたそうです。
その後も有名人の弟として生活し、兄の顔に泥を塗らないようにと生きていたそうです。
そして、兄の存在が大きく自分と比較してしまっていたようです。
大学時代にアカペラサークルに入りアマチュア大会で優勝するなど熱心に取り組んでいました。
しかし、2019年に菅田さんが紅白に出場をし、唯一誇れる音楽の道で先を越されたと感じてしまったそうです。
《僕の人生に唯一残された音楽を取られた気がしていた》と、やり場のない怒りが沸いたと率直な思いを明かした
引用元:Yahooニュース
その後、自分らしく生きようとコンサルタント会社に就職しますが鬱と診断され退職しています。
自分の本当の気持ちを押し殺してつづけた努力はある日限界を迎え、鬱と診断され退職。
引用元:Yahooニュース
双極性障害は、真面目で穏やかなタイプの人がかかりやすいと言われており、こっちのけんとさんはこういった性格なのではないでしょうか。
そして兄に気を使って控えめに生活したり、過去のいじめの経験などの積み重ねで心に負担を感じていたと思われます。
しかし兄の菅田さんとは関係は良好で、2024年11月放送の音楽番組『第24回 わが心の大阪メロディー』で初共演しています。
こっちのけんとが病気をイメージして作った曲は?
こっちのけんとさんは今までリリースした曲は以下です。
- 2022年12月「死ぬな!」
- 2023年4月「ビバ・イナイイナイバァ」
- 2023年6月「どんぐりGAME」
- 2023年12月「いろは」
- 2024年5月「はいよろこんで」
- 2024年10月「もういいよ」
「死ぬな!」と「はいよろこんで」は鬱の闘病をテーマにした曲で、気持ちの浮き沈みを明るく歌ったものです。
2023年7月に周りと連絡が取れなくなる症状になり、「第2のうつ期」になったそうです。
「ただただ自分の精神が徐々に7月から“あれ、動けないわ”っていう感じで、年末を迎えちゃった」
引用元:スポニチ
それから年末まで活動できなかったそうですが、2024年5月になり「はいよろこんで」を配信しています。
この「第2のうつ期」になったことでヒット曲が生み出されたのではないでしょうか。
実際、ここまでのヒット曲が作れたのも「家族と連絡が取れないくらい死にたくなった後にしか作れない」と語っています。
次このようなトンデモ曲が作れる時は僕がまた家族とも連絡が取れなくなるくらい死にたくなった後なので気長にお待ちください」とつづった。
引用元:スポニチ
そして、こういった症状は職業柄ラッキーだと思っています。
「僕の場合“良い曲”を作るためには“悪い経験”が必要なので躁鬱なのは職業柄とてもラッキーです。
引用元:スポニチ
つらい経験をすることで曲が生み出せると考えているようです。
再生回数50億回超えとなり海外でも人気の「はいよろこんで」の中にはSOSを表すモールス信号が歌詞に入っています。
これはテンションが上がったり下がったりすることがあるのを身近な人に知ってもらいたいというメッセージが込められているそうです。
ヒットの裏には極限状態での創作活動があるようですね。
こっちのけんとの現在の病状は?
こっちのけんとさんは現在も双極性障害の症状と向き合っているようです。
SNSで躁うつ病について「頼んでもいない時間に来る未指定の宅配みたいに、インターホンが急に鳴らされるように突然症状がやってくる」と語っています。
また症状は「アクビやクシャミみたいに出だしたら止まらない」と語っていることから、今後も気持ちの浮き沈みが起こるであろうと予測しています。
音楽活動は順調で2024年11月の新曲「もういいよ」のMVは600万回以上再生されていますし、「はいよろこんで」においては2億回に迫るほどの再生回数です。
これはヒットの基準とされる1億回を大きく上回っており、この曲がいかにヒットしているかがよくわかります。
また「はいよろこんで」は2024年の新語・流行語大賞のノミネート30語にも選ばれています。
そして『第66回日本レコード大賞』では最優秀新人賞を受賞、NHKの『紅白歌合戦』にも出場され話題に事欠きません。
このように音楽活動は順調ですが、2025年1月1日には休業宣言をされました。
最近の状況は躁鬱の躁期だったようで、鬱状態になるのを見越しての早めの休養だと思われます。
若干躁期でした。跳ね返りと戦うために当分休みます。
引用元:Yahooニュース
しかし、休業しても音楽は作り続けると言っています。
音楽はしてないと壊れちゃうので引き続き作り続けます。
引用元:Yahooニュース
風邪などと違い薬を飲めば治るといった類の病気ではないため復帰がいつになるかは不明です。
しかし音楽を何よりも大事にしているこっちのけんとさんですのでテレビ出演などは控え、楽曲だけリリースすることも十分考えられそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こっちのけんとさんは双極性障害だと公表されています。
原因は過去のいじめや兄の存在などが影響しているのではと言われています。
しかし、この病気が原動力となって名曲ができているとも語っていますので前向きに考えているようです。
そんなこっちのけんとさんの活躍にこれからも期待できそうですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!